いらっしゃいませ!
ご高齢のご家族と一緒に住んでいるが仕事で忙しくなり一緒に住むのが大変になったり、介護度が上がるにつれて介助をするのも大変になってきます。
デイサービスなどに一時的に預けるだけでは間に合わなくなってきた方が次に考えるのが『老人ホーム』です。
老人ホームには『特別養護老人ホーム』と『介護付き有料老人ホーム』がありそれぞれ特徴や入居する条件が違いますのでこの記事を見て参考にしていただけたら嬉しいです。
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『特別養護老人ホーム』と『介護付き有料老人ホーム』の違い
介護付き有料老人ホーム | 特別養護老人ホーム | |
入居条件 | 要支援・要介護・自立 | 要介護3以上 |
費用 | 高い | 安い |
部屋のタイプ | 個室 | 個室もあるが相部屋が多い |
入居待ち | 少ない | かなり多い |
特徴 | 主に民間企業が運営している 24時間介護スタッフが掃除、洗濯、身食事、入浴、排せつなどの介助サービスが受けられる。 | 介護老人福祉施設とも呼ばれる公的施設 比較的安価で入居する事ができる。 |
介護付き有料老人ホームの特徴とメリット・デメリット
主に民間企業が運営する『介護付き有料老人ホーム』にはどのような特徴があるのでしょうか!
- 主に民間企業が運営している
- 食事・清掃・入浴などの身の回りの世話を24時間スタッフがしてくれる
- 費用は施設によって様々だが比較的高い
- すぐ入居できる事が多い
- 個室でプライバシーが管理されている
- すぐ入居できる
- 色々な介護サービスが受けれる
- 個室でプライバシー管理
- 自立〜要介護までの方が利用できる
- 費用が高い
- 介護サービスをあまり受けなくても費用がかかる
- デイサービスなどの他の介護サービスが受けられない
費用が高いなどのご家族側にとってのデメリットはありますがご本人にとってデメリットは少ないと思います。
ご家族を安心して預ける為には多少なり金銭面での我慢は必要なのではないでしょうか。
特別養護老人ホームの特徴とメリット・デメリット
社会福祉法人や地方自治体が運営する『特別養護老人ホーム』にはどのような特徴があるのでしょうか!
- 地方自治体などの公的施設
- 費用が安く人気が高い
- 入居までにかなり時間がかかる事がある
- 入居条件が要介護3以上(特例あり)
- 終身まで入居できる
- 費用がとても安い
- 終身まで利用する事ができる
- 倒産などのリスクが少ない
- 介護以外のサービスが少ない
- 相部屋が多い
- 重度の方から優先して入居の為何年も入居待ちの場合がある
『特別養護老人ホーム』は身の回りの介護を重点とし、費用がとても安いところにメリットがあります。
相部屋や長期入居待ちなどのリスクはありますがとにかく費用を安く抑えたい方におすすめです!
まとめ
『特別養護老人ホーム』も『介護付き有料老人ホーム』もデイサービスの選び方同様に目的によって選び方が変わってきます。
費用を安く終身までの入居を考えている方 ➩ 「特別養護老人ホーム」
サービス重視で個別部屋がイイ方 ➩ 「介護付き老人ホーム」
施設によって内容は様々ですのでしっかり事前に確認をとり、必ずその施設に足を運んでください!
ケアマネージャーなどから聞いていた内容と実際に見た内容が違うことが良くあります。
できるだけご本人の意思を尊重し、ちゃんとした目的をもって老人ホームに入居することをおすすめします!
ありがとうございました!またお越しくださいませ!