いらっしゃいませ!
私たちが普段何気なく着ているTシャツのほとんどが『コットン(綿)』でできています。
高級ブランドのTシャツを着ていれば話は別ですが…。
天然素材であるコットンですがその種類はさまざまでそれぞれ特徴も異なります。
コットンの性質を知ってお気に入りのTシャツを長持ちさせましょう!
と、いう事で今回は天然素材『コットン』の特徴や手入れ方法、洗濯方法を紹介します。
もくじ
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コットン(綿)の素材って何から出来てるの?

コットンは日本語では『綿花(めんか)』と呼ばれています。
綿の種子からはく脱した繊維のことを「コットン」といって、木の種を守るために生成されます。
私たち人間の頭を守る為に生えている髪の毛みたいな感じでしょうか。
見た目は白くフワフワしたわたあめのような形をしています。
タオルやTシャツなど日用品でほぼ毎日使われている素材なのに日本では栽培されておらずほとんど国土の広いアメリカや中国から輸入しています。
基本的なコットンの特徴とは?

コットンも他の繊維と合成することで特徴が変化しますが今回もコットンそのものの特徴を紹介していきましょう!
コットンは熱に強い

天然素材のものは比較的高熱に弱くアイロンがけがしにくいものが多いですが、コットンは高熱ににも強くアイロンがけがとてもしやすいです。
白いフワフワの綿からは想像できませんよね?むしろ熱に弱いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
熱で溶けたり柔らかくなることが少ないのでキッチン道具の鍋つかみなどにも使われています。
コットンは肌に優しい

コットンは自分自身の種子を守るために生成されている綿なのでとても柔らかく、肌に触れてもチクチクしません。
Tシャツなどの素材に使われるのもその理由で直接肌に当たるので違和感なく着れるコットンが大抜擢されています。
ですがその反面この柔らかさが仇となってシワになりやすいです。
編み方によっても硬くしたり柔らかくしたりできるので硬さを調整できるのもコットンの特徴です。
コットンは安い
コットンは日本では栽培されていませんが比較的入手しやすい素材で低価格で売買されています。
ユニクロやGUなどのTシャツはとても安くてお買い求め安いですよね?そのほとんどがコットン素材のものが多いです。
コットンは安いのに肌触りもよく着心地がいいのでその安さがあまり見た目にでないのが良いところです。
別記事で紹介した『ナイロン』はその逆で素材自体はとても軽くて頑丈で高品質なのですが見た目がテカテカしてて安っぽく見えてしまうのが欠点でした。
コットンは水を吸いやすい

コットンは吸水性が高いのでタオルなどにも使われることが多いです。
極端な例えをするとわたあめに水をかけたら凄い勢いで吸収してしてしまうような感じです。
コットンの繊維には隙間があり通気性がいいのも特徴でインナーやTシャツなどに使われる事も多いです。
コットンはすごく染めやすい
コットンは発色性にすぐれているのでとても染まりやすい素材なので製品化した後のTシャツなどを自分の好きな色に染める事が可能です。
とても簡単に色が入ります。
なのでユニクロなどで安いTシャツを買って自分の好みの色に染めたりリメイクするのもいいですよね♪
コットンのデメリットは?

コットンは吸水性がいいので何回も洗濯を繰り返していくうちに水分を吸ったコットンが徐々に縮んで硬くなってしまうため、洋服が縮んでしまう事があります。
しかももともと柔らかい素材なのでシワになりやすくコットン素材の衣類を長持ちさせるのはなかなか難しいです。
紫外線や直射日光にもそこまで強いわけではないので長い時間日光に当てすぎると黄ばむ場合もあります。
コットン生地の手入れ・洗濯方法は?

コットン100%の洗濯は比較的注意点は少ないです。
ですが洗濯後の乾燥には少し注意が必要で、乾燥機にかけてしまうと急激な乾燥により衣類が縮んでしまう事があります。
また吸水性が高いので部屋干しなどの自然乾燥では乾くまでに時間がかかっしまい生乾きくさいニオイや他のニオイが移ってしまうことがあるので注意です。
手入れもそこまで必要なく扱い安い素材ですがシワになりやすいので洗濯後はキレイに畳んでしまうかハンガーにしっかりかけておきましょう。
まとめ
- 熱に強い
- 肌に優しい
- 水を吸いやすい
- 通気性がいい
- 安い
- 染めやすい
- シワになりやすい
- 縮みやすい
コットンは安くて手に入りやすいので私たちの身近なところにかなり潜んでいます。
とても扱いやすく洗濯もアイロンも特別注意することはないので万人に愛されている素材と言えるでしょう。
ありがとうございました!またお越しくださいませ!