いらっしゃいませ!
みなさんは正しい自分の足のサイズを知っていますか?
大体の方が足のサイズと聞くと、かかとから指先までの「足長」のサイズは知っていますが足の周囲のサイズである「足囲」までは知りません!
ズボンのサイズで「ウエスト」は知っているけど足の「丈の長さ」を知らないようなものです。
「足長」と「足囲」の両方を合わせて足のサイズなのです。
ちゃんとした足のサイズを知る事で姿勢が良くなったり足にかかる負担が減るのでいい事づくしです。
今回はそんな正しい足のサイズの測り方とお店での靴の選び方を紹介していきたいと思います。
もくじ
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正しい『足長』の測り方
『足長』はかかとからつま先の先端までの長さの事をいいます。皆さんが知っている足のサイズはこの『足長』にあたります。
足長を測るには平らな床にまっすぐ左右均等に体重をかけて立ってください。片方に体重がかかると寸法が変わってきます。
1人でやるとずれることもあるのでご家族の方に手伝ってもらいましょう!
- 白い紙
- 鉛筆(細め)
- 定規
- 白い紙の上に両足を開いて立つ
- 足の周りを鉛筆でなぞってもらう(鉛筆を紙に対して垂直に立てる)
- 足型をとった紙で『足長』を測る
正しい姿勢で白い紙の上に立つ

- 目線はまっすぐ前を見る。
- 肩の力を抜いて足を肩幅に開き、左右均等に体重をかけて立つ。
白い紙に足型をとる

- 鉛筆を寝かせてなぞると正確に測れないので垂直に立ててなぞる。
- 太いペンだと寸法が大きくなってしまうのでなるべく細い鉛筆を使う。
足型をとった紙で測る

- 足の先端とかかとを垂直に測る。
- 必ず1番長い指の先端から測る。
足の大きさが左右違う人もいるので必ず両方の『足長』を測りましょう!
もし左右の『足長』が違う場合は大きい方の足を基準にして靴を選び、小さい方の足で調整をします。
正しい『足囲』の測り方
『足囲』は親指側のでっぱった骨の部分と小指側のでっぱった骨の部分の周囲の事をいいます。
日本人の足はよく「幅広甲高」だと言われているのはご存知でしょうか?
それを信じて幅広い靴ばかり選ぶのは間違いでしっかりこの『足囲』を測って自分の足の太さも理解しておきましょう!
- ペン
- 柔らかいメジャー
- 平らな床に両足を開いて立つ
- 親指側と小指側の出っ張った骨の部分にペンで印をつける
- メジャーを足の下に置いて踏む。つけた印を目印にひと巻きしてサイズを測る
正しい姿勢で立つ

- 足長の測定と一緒で肩の力を抜いて体重は左右均等にかけて立つ。
親指側と小指側に印をつける

- 足をあげないでしっかり地面に足がついた状態で印をつける。
- 体重を片方にかけすぎると足囲が変わってしまうので均等に立つ。
メジャーで足囲を測る

- 必ずつけた印を通るように確認しながらメジャーを1周させる。
体重の増減が激しい人は足のサイズもその都度測るようにしましょう!
足も体と一緒で太ったり痩せたりします!
道具は100円均一でも揃えれますがネットに専用の測定器もあります。
ショップで靴を選ぶ手順

では自分の足のサイズが分かったうえでどのようにショップで靴を選んだらいいのでしょう?
1.足にあったデザイン(形)を選ぶ
人の足の形には『エジプト型』『ギリシャ型』『スクエア型』と3つのタイプがあります。
その足の形にあったデザインの靴を先に選ぶとスムーズです。
足の形について詳しくはこちらをご覧ください。

2.複数のサイズの靴を用意してもらう
サイズが同じでもブランドや作る国によって大きさが違います。
アメリカでは靴の大きさそのものが靴のサイズである『靴型サイズ』なので足のサイズが25㎝の方が25㎝の靴を履くとかなりきついです。
日本では靴の大きさは「捨て寸」と言われる余白の部分も入れての靴のサイズである『足入れサイズ』なので足のサイズが25㎝の方が25㎝の靴を履いても実際は26㎝くらいの大きさなので余裕を持って履けます。
- 『靴型サイズ』→靴の大きさそのもの
- 『足入れサイズ』→捨て寸を含めた大きさ
私の足のサイズは25.0㎝〜25.5㎝なのですがNIKEのスニーカーは幅が狭く26.0㎝でちょうどいいのでメーカーによってもサイズは変わってきます!
なので自分の足のサイズの前後1㎝のサイズを用意してもらうとスムーズです。
3.靴を履く状況を考えて試し履きする
自分がその靴をどのような状況で履くのか想像しましょう。
よくあるのが普段履いている靴下を履いてリクルートシューズなどの革靴を買うケースです。
私が働いていたアパレルショップでもスーツとカジュアル服のどちらも取り扱っていたのですが、普段履いている厚手の靴下のまま仕事用の靴を選んでしまい、その靴を履く時の靴下と合わすと靴のサイズが大きくて返品してほしいと言う問い合わせがたまにありました。
冬に春先の靴を買う時も注意が必要です。購入時は冬の靴下なのでしっかり春先に履く靴下のことを想像しながらサイズを見て試し履きをするようにしましょう!
4.売り場を歩いて確認する
座ったまま試し履きをして満足していませんか?
これも3の「履く状況を考える」のと同じ事ですがその靴を履いてよく動くのであれば売り場でも歩いたりしゃがんだりして履き心地がいいのか確認するようにしましょう!
靴ズレは座ったままではできません!歩く事で靴が足にあたり、靴ズレになるので歩いて確かめるのが1番です。
その場で違和感があれば店員さんにすぐ伝えましょう!
まとめ
足のサイズが人それぞれ違うのと同じく靴の形もサイズもそれぞれ違います。
自分の足のサイズをまず把握したうえで靴を選ぶとスムーズに購入することができます。
デザインが素敵で気に入った靴でも履き心地が悪いときっと履かなくなってタンスの肥やしになってしまうのでちゃんと足にあった靴を選びましょう!
ありがとうございました!またお越しくださいませ!