いらっしゃいませ!
私たちが普段何気なく着ている服にはさまざまな合成繊維が使われています。
その中でももっとも多く使われている代表的な繊維の1つに『ポリエステル』があります。
繊維それぞれに特徴があり間違った手入れをしてしまうと服が痛んでしまいますので注意が必要です。
今回は『ポリエステル』の特徴や洗濯方法、注意事項を紹介していきたいと思います。
せっかく買ったお気に入りの服を長持ちさせる為にも繊維の特徴をしっかりと把握していきましょう。
もくじ
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ポリエステルの素材って一体何?
ポリエステルはさまざまな化合物を合わせて作られているので一言で「ポリエステルはこれ!」と言い表すことはできません!
数々のポリエステルの中で、最も多く生産されている物はテレフタル酸とエチレングリコールという化合物から製造される『ポリエチレンテレフタラート(PET) 』です。
繊維やペットボトルなどによく使われているので一般的には『ポリエチレンテレフタラート』が「ポリエステル」といわれています。
基本的なポリエステルの特徴とは?

ポリエステルは一体どのような特徴があるのでしょうか?
基本的なポリエステルの特徴を紹介していきましょう!
ポリエステルはアイロンがけ注意

ポリエステルには防火性がありません。
なので高温でアイロンをかけてしまうと形が変形したり、軽く焼けてテカリが出る事があります。
アイロンをかけてはいけないわけではないので低温から中温で注意しながらかけることをおすすめします!
ポリエステルはシワになりにくい!

先程述べたようにアイロンがけに注意が必要ですが、もともとシワになりにくい特徴があるので洗濯後もしっかりシワを伸ばして干せば基本的にあまりアイロンがけは必要ありません。
畳んでタンスなどにしまった時に重圧でシワになることがあるかもしれないのでそう言った時にアイロンがけが必要になるかもしれませんね。
ポリエステルは水に強くてすぐ乾く!

ポリエステルは水を吸いにくい性質があるので洗濯した後もすぐ乾きます。
私が毎日着ているセブンイレブンのユニフォームもポリエステル100%ですが夜に洗濯しても次の日の朝には乾いています。

何度も繰り返し着る仕事のユニフォームや水などがかかるアウトドア用品などに多くポリエステルが使われているのはこの性質が関係していそうですね。
ポリエステルは日焼けしずらい

アイロンのような強い熱には弱いですが太陽の光や外気に長い時間ふれていても劣化しにくく、太陽光による日焼けなども起きにくいです。
先程の水に強い性質にプラスして外気にも強いのでアウトドア商品にはうってつけの素材なのです。
ポリエステルは型くずれしにいくい!

ポリエステルは軽い上に丈夫な素材なので衣類に使われることが多いです。
型くずれやシワなど衝撃的な丈夫さはもちろんのこと虫に食べられることもないので色々な意味で丈夫な素材です。
ポリエステルのデメリットは?
ポリエステルは汚れを吸収しやすい性質を持っているので汚れの強いものと一緒に洗濯するのはNGです。
強い汚れの付着はなかなか取りにくいので注意が必要です。
また、先程述べたように防火性がないので強い熱が出るアイロンなどは注意が必要です。
燃えやすい素材なので火には近づけないようにしましょう。
ポリエステルは洗濯で縮む?正しい洗濯方法は?

ポリエステルは合わせている素材や加工の仕方によって洗濯方法が変わります。
必ず品質表記を確認して、適切な方法で洗うようにしましょう。
ポリエステル100%は色が落ちやすいので必ず洗濯前に色が移らないかチェックをするか、色が移ると困るものとは別に洗う事をおすすめします。
注意点としては、ポリエステルは乾燥機にかけると変形してしまう可能性があります。もともと乾きやすい生地なので、自然乾燥をするようにしましょう。
また、汚れが移りやすい素材なので洗濯ネットに入れて洗うと汚れが移りにくくなります。
シワや型くずれには強いので洗濯後は自然乾燥で軽く生地を伸ばして干すだけでも目立ったシワなどはなく、アイロンを使わなくてもキレイな状態で着る事ができます。
水に強い性質を持っているので水洗いで縮むことはありません。
ですが逆に熱によって縮む事があるので何度も言ってますがアイロンがけは注意が必要です。
まとめ
- 水に強い
- 熱に弱い
- 外気に強く耐候性あり
- シワになりにくく丈夫
- 洗濯で縮まない
- 汚れを吸収しやすい
ポリエステルは水に強い分洗濯しても縮んだりしませんが熱に弱い素材なので注意が必要です。
どんな生地でも必ず洗濯前にはタグに書かれている表記を見てから行うようにしましょう!
素材の特徴をつかんでお気に入りの服をより長く着れるように心がけましょう♪
ありがとうございました!またお越しくださいませ!