いらっしゃいませ!
タバコを買う場所と言ったら1番にコンビニが思い浮かぶと思います。
しかし!
自分の好きなタバコが売ってないじゃんかー!!!
って、人も少なくないですよね?
なんで売ってるお店と売ってないお店があるのでしょうか?
そこにはコンビニのタバコ事情が隠されていました。
今回は、コンビニのタバコ事情と欲しいタバコを購入する方法を赤裸々に紹介します!
もくじ
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コンビニのタバコ事情
今やコンビニでタバコを買うのが当たり前の時代!
しかし、いくら探しても欲しいタバコが売っていない事も…。
これほどたくさん売れているタバコなのになぜお店によって商品の種類がバラバラなの?
と、不思議に思う方も少なくありません。
そこには複雑なコンビニのタバコ事情があるのです。
タバコが売れても利益はほとんどない!?
当店では1ヶ月で9000個近く売れているタバコ。
しかし、タバコの利益率はかなり低くわずか10%程度。
なので500円のタバコが売れたとしてもその利益は50円にしかなりません。
それに比べてソフトドリンクなど利益の高いものになると利益率が50%になるものもあります。
150円ほどの商品でも75円ほどの利益があります。
※あくまで参考程度の単純計算です。本来はこれに原価率など細かい計算が加わります。
タバコの在庫がお店を圧迫!?
タバコは値上がりが進み500円以上が当たり前になっています。
商品もお金と一緒です。お金が姿形を変えているだけです。
当店では200種類以上のタバコを販売しています。
全てのタバコを1カートン(10個)在庫として持っていたとしたら合計2000個の在庫になります。
2000個✖️500円=100万円
これでもかなり少なく見積もっていますが100万円もの在庫を抱えることになります。
「利益率が低くても売れればいいじゃん?」
って、思うかもしれませんがタバコは年々種類が増え続け、売れないタバコがかなり店の在庫となり負担が増えています。
タバコは見切り販売などの値下げができない為、販売期限が近くなったものをメーカーが下げてくれない限り店の在庫として残り続けます。
なので、利益率が低く値段が高くて売れない商品があるとずっと店の在庫を圧迫する状態になるのです。
なぜコンビニでタバコを販売するのか?
では、なぜそこまでしてタバコを販売するのでしょう?
多くの喫煙者はタバコを買うためにコンビニに立ち寄り、抱き合わせでコーヒーやお菓子などを購入していきます。
もしタバコを販売していなかったり、欲しい銘柄がない店舗だとそのコンビニには立ち寄らず他のお店に行くでしょう。
そうです!タバコは客寄せ商品なのです!
タバコは在庫を圧迫させ利益率も少ないですが、それと合わせて他の商品が売れていきます。
タバコはコンビニ側としてはあまり在庫を抱えたくないけど、品揃えをしないとお客さんが来なくなってしまう可能性のある難しい商品なのです。
売れる銘柄は店舗によって様々ですが、売れないタバコはただの負担!!
その店舗にとって負担となる銘柄は品揃えをやめます。
なので店舗によって販売しているタバコの銘柄はバラバラなのです。
コンビニで欲しいタバコを買うには?
行きつけのコンビニがある場合
いつも立ち寄るコンビニがある場合は、そこの店員に毎回購入する事を伝え品揃えをしてもらうように頼むのもありです!
現に、うちのコンビニでも常連のお客さんに頼まれてその人しか買わない銘柄を品揃えしています。
全く売れない銘柄も多いので、毎日1箱売れるだけで十分です。
そしてそのお客さんもコーヒーやパンなども抱き合わせで買い物してくれるので、うちにとっては嬉しいことづくしです。
しかし、店舗によっては受け付けていないかもしれないので要確認です。
行きつけのコンビニがない場合
行きつけのコンビニがない場合は、カートンでの注文なら比較的可能です。
タバコの発注は1カートン(10箱)からです。
なので、カートンでの購入であればわざわざ売り場を作る必要もなく予約されたお客様分として発注が可能です。
お店側は、売れないタバコが在庫になる事を恐れているので品揃えのないタバコはカートンでの注文であれば特に問題はありません。
結論
売れないタバコは在庫を圧迫するだけなので銘柄を絞って品揃えしている店舗が多い!
地区によって売れるタバコの銘柄はまちまちです。
もし、自分の好きな銘柄がコンビニない場合は店員に相談してみましょう!
ありがとうございました!またお越しくださいませ!