いらっしゃいませ!
旅行や仕事で飛行機に乗る際、加熱式タバコや電子タバコを飛行機の機内に持ち込んでいいのか?
そもそも海外などに持ち運んでいいのか?
悩みますよね。
また、紙巻きタバコと同じ扱いなのかなど色々疑問が出てきます。
そこで今回は、旅行などで飛行機を使用する際の電子タバコや加熱式タバコの注意点をご紹介します。
もくじ
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『アイコス』『グロー』『プルームテック』や電子タバコは機内に持ち込み可能
航空会社 | 機内持ち込み | 受託手荷物 |
JAL | ○ | × |
ANA | ○ | × |
peach | ○ | × |
スカイマーク | ○ | × |
AIR DO | ○ | × |
国内大手の航空会社は、加熱式タバコや電子タバコの機内持ち込みはOK。
しかし、預ける手荷物の中に加熱式タバコや電子タバコを入れる事はNGでした。
スマホのバッテリー同様加熱式タバコや電子タバコにもリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
このリチウムイオンバッテリーの『リチウム含有量』と『ワット時定格量』によって機内持ち込みが制限されるようです。
ANAやJALの公式ページに
リチウムイオンバッテリーが内蔵されている場合リチウム電池のうち、リチウム金属電池はリチウム含有量が2g以下、リチウムイオン電池はワット時定格量が100Wh以下のもののみ、機内への持ち込みが可能です。(紙たばこは危険物ではないため、手荷物規定内で持ち込みやお預けは可能です。)
と、記載されています。
加熱式タバコの時定格量は以下の通り。
アイコス | ホルダー:0.4Wh チャージャー:10.7Wh |
グロー | 16Wh |
プルーム・テック・プラス | 0.61Wh |
どれも規定の100Wh以下を満たしているので持ち込みが可能ということです。
また、電子タバコや加熱式タバコは沢山の種類があるのでこれ以外のものに関してはしっかりと時定格量を確認して持ち込むことをおすすめします。
時定格量(Wh)の割り出し方
時定格量(Wh)は、
定格容量(Ah)×定格電圧(V)
で、算出することができます。
使っている電子タバコや加熱式タバコの説明書や公式サイトでスペックは確認できます。
また、定格容量がmAhの場合は、その数値を1000で割ることで算出可能。
例) 610mAh÷1000=0.61Wh
自分が知る限り100Whを超えるバッテリーを搭載している加熱式タバコや電子タバコは見たことがないので大体のものは持ち込めます。
しかし、安心して荷物検査場を通るためにも必ず事前に確認しましょう!
加熱式タバコや電子タバコの機内使用はNG
- 電子タバコや加熱式タバコ、無煙タバコの使用や充電は禁止
昔は機内でも喫煙ができましたが今はもっぱらNG。
電子タバコや加熱式タバコ、無煙タバコも例外ではありません。
健康増進法の改定や受動喫煙防止法により機内以外でも喫煙場所は限られます。
喫煙場所についてはよろしければこちらをご覧下さい。
機内への持ち込みは可能ですが、充電することも使用する事も禁止されています。
どの航空会社も、『他のお客様への快適性を損ねる恐れや、誤解や不安を与える恐れがある為』としています。
機内に持ち込んでも使えないなら意味がないと思うかもしれませんが、預ける荷物の中に入れることができないので我慢しましょう。
加熱式タバコの持ち込みが禁止されている国がある
- シンガポール
- 台湾
- タイ
- オーストラリア(州による)
実は、日本は加熱式タバコ大国ですが他の国では加熱式タバコはそこまで流行っていません。
日本と加熱式タバコに対する見解が違う国もあり、通常の紙巻きタバコよりも健康被害が多いとしている国もあります。
台湾に関しては、電子タバコや加熱式タバコを使っている市民を通報すると報奨金がらもらえるなどかなり取り締まりが徹底されています。
海外に加熱式タバコや電子タバコを持ち込む際は、必ずその国や滞在する地域の情報を確認してからにしましょう。
まとめ
- 持ち運ぶ加熱式&電子タバコの定格容量(Wh)が100以下か確認
- 加熱式&電子タバコの持ち込みが可能な国か確認
今回は、加熱式&電子タバコの飛行機事情をご紹介しました。
1つ間違えると楽しいはずの旅行が最悪な旅行になりかねないので、しっかりと下調べをしてから持ち込むようにしましょう。
不安な場合は持ち込まず現地で購入するのが1番安心できるのでないでしょうか。
ありがとうございました!またお越しくださいませ!