いらっしゃいませ!
日本でも連日猛暑が続く日が増え、40℃を超える地域も出てきています。
そこで心配なのが電子タバコや加熱式タバコは猛暑でも使用できるのか。
今回は、温度変化による加熱式タバコや電子タバコの注意点や使用推奨温度などについてご紹介いたします。
もくじ
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加熱式タバコや電子タバコの使用推奨温度は0℃〜35℃
- 使用推奨温度は0℃〜35℃
- 理想使用温度は16℃〜25℃
加熱式タバコや電子タバコに使用されている電池のほとんどが、スマホなどにも使用されている「リチウムイオン電池」。
リチウムイオン電池は、0℃〜35℃の範囲内での使用を推奨していて、更に16℃〜25℃までの範囲内が最も理想的な使用温度になっています。
結論から言うと、リチウムイオン電池を搭載している電子タバコや加熱式タバコは0℃〜35℃の範囲外での使用は基本的にNGと言うことになります。
また、0℃〜35℃の範囲内での使用はもちろんですが、保管にも注意が必要。
外出中の部屋や車内に加熱式タバコや電子タバコを放置した場合が高温になりやすく最も危険です。
車内に加熱式タバコや電子タバコは放置しない!
JAFの公式サイトに真夏の車内温度に関する面白い実験結果があったのでご紹介。
これを見れば真夏の車内がどれほど危険かがわかります。
天候は晴れで気温が35℃の日の実験結果。
それぞれ条件の異なる車両を5台用意し、車内温度を25℃に設定した状態でスタート。
車内最高温度 | 車内平均温度 | ダッシュボード最高温度 | |
対策なし(黒い車) | 57℃ | 51℃ | 79℃ |
対策なし(白い車) | 52℃ | 47℃ | 74℃ |
サンシェード装着 | 50℃ | 45℃ | 52℃ |
窓開け(3センチ) | 45℃ | 42℃ | 75℃ |
エアコン動作 | 27℃ | 26℃ | 61℃ |
対策なしの車に関しては加熱式タバコはもちろん、人間や動物も耐えれないくらいの高温。
リチウムイオン電池がいつ発火や爆発してもおかしくない状態です。
とくに危険なのがダッシュボードの中!
「日陰だから安心!」と思いがちですが、どの車もダッシュボードが1番高温に。
特に小物などを入れがちなので、加熱式タバコや電子タバコは絶対に入れたまま放置しないようにしましょう!
実験結果によると、エアコンをつけた状態のみリチウムイオン電池の使用推奨範囲でそれ以外は推奨外となります。
猛暑日はなるべく車内に加熱式タバコや電子タバコを置かずに持ち歩くようにしましょう。
加熱式タバコや電子タバコを高気温や低気温で使用した場合の注意点
- 小型で大容量
- 寒さ&暑さに弱い
リチウムイオン電池は暑さにも寒さにも弱いのが特徴。
私が住んでいる北海道は夏は30℃越え、冬は氷点下と暑さも寒さもどちらも避けて通れません。
リチウムイオン電池は暑さや寒さでどう影響するのか確認しておきましょう。
高気温の場合
- 電池の発火・爆発に注意
- 永久的に寿命が減る
リチウムイオン電池を高温で充電や保管をすると、永久的に寿命が短くなり使用時間も短くなります。
なので、満タンに充電してもいつもより吸える本数が少ないという事も!
フル充電で20回まで使用できるアイコスイルマですが、使用回数が減少したらバッテリーの劣化や気温による一時的なバッテリーの消耗が考えられます。
アイコスの吸引回数の減少についてはこちらをどうぞ♪
また、リチウムイオン電池は高温状態で使用する事で膨張しそのまま使用し続けると爆発する可能性も。
実際にポケットに入れて爆発した事例もあるのでご注意を!
読売新聞に「リチウムイオン電池発火急増」の記事がありましたのでこちらもよろしければご覧下さい。
低気温の場合
- 一時的に寿命が減る
低温環境で使用するとリチウムイオンの使用時間は一時的に短くなります。
これはリチウムイオンの特徴で、また温度が通常推奨温度に戻ると使用時間も戻ります。
極寒の場合電源が全く入らない場合も!
リチウムイオンの防衛反応として一時的に本体の電源をシャットダウンする場合があり、また通常推奨温度に戻れば電源もつくようになります。
リチウムイオン電池は危険と隣り合わせ
リチウムイオン電池はスマホやパソコンを始め、さまざまな電化製品のバッテリーとして使われています。
大量の電気を蓄えれるリチウムイオン電池は、繰り返し使う事が可能で寿命が長いのが特徴的。
しかし!便利なのと同時に危険とも隣り合わせ!
近年リチウムイオン電池の間違った使い方や間違った処理の仕方による発火や爆発が起こっています。
小型なのでついポケットなどに入れて持ち運んでしまいます。
リチウムイオン電池は圧力がかかる事で化学反応を起こして爆発する危険性もあり、加熱式タバコのみならず常に肌身離さず持ち歩くスマホなどは更なる注意が必要。
加熱式タバコをポケットに入れて持ち運ぶ際は、温度と圧力に注意しましょう。
加熱式タバコの捨て方次第でも発火の危険性があるので詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
- 0℃〜35℃が推奨温度
- 16℃〜25℃が適性温度
- 真夏の車内に放置禁止
- 圧力と温度に注意
今回は猛暑での加熱式タバコや電子タバコの使用についてご紹介しました。
高温での使用はなるべく控え、どうしても使用する場合は最善の注意を払ってご使用ください。
ありがとうございました!またお越しくださいませ!